大きな甲羅とヒレが描いた砂浜の痕跡。
こっそりとみんなで見守り続けて迎えた満月の夜。大潮の海。
満潮時刻4:48に一斉に砂の中からはい出して大海原を目指す仔ガメたち。
およそ40分。
最後の一匹が波間に消えたのを確認して帰路につきました。
もう2月も半ば過ぎなのだけれど、スルーしてしまうには惜しい出来事が盛り沢山の1月後半を、敢えて今振り返ってみるという試み。
まずは1月半ば。
かつての上司と同僚が遊びに来て、秋谷港で釣り三昧の一日。
大量のウミタナゴは南蛮漬けにして美味しくいただきましたとさ。
倅は美しい社中の方々の指導を受けてお運びデビュー。
オカズさんちのかのこちゃんが可愛すぎてうっとり。
午後は、その足で東京の実家へ。
現代美術館でレベッカ・ホルン展。
倅の反応が面白い。
頭部に装着した鉛筆で壁に線を描き続けるフィルムを食い入るように見つめていたかと思うと、レザースーツの女性が電動車椅子を操りながら鞭を振るうフィルムでクスクスと笑う。
常設展のウォーホルの「キャンベルスープ缶」を見て、「ぷぷっ、おんなじじゃん」
美術展で刺激してやると、倅は俄然手を動かし始める。
職業柄山程ある紙見本や色見本を切って貼って、なにやら不思議なものを作りまくる。
それを見るのが、最近の僕のお楽しみ。
そのままR134から、今度は以前サイプレスがあった坂を下って久留和海岸へ。
途中のコンクリのテラスで調子づいたものの、実は高いところが苦手で引きつる倅。
浜では漁から帰った安治さんに会って、そのままモデルになってもらったりして、ココでも賑やか。
自宅に戻って縁側で一服。
駄犬ラッキーはピーナツをもらってご満悦。
解体前のフランス大使館旧庁舎で開催中のアートイベント『No Man’s Land』。
フランス大使館旧庁舎を一般開放する最初で最後の催し。
大使館裏手のコインパーキングにクルマを停めててくてくと歩いていくと、古びたコンクリートの壁に描かれたロボットが出迎えてくれる。
エントランスにはプラ段ボール製のゲート。
解体が決定している古びた、けれど趣のある建物の壁も、廊下も、床も天井も、各執務室も、あらゆる場所にペイントのラインが走り、全ての空間が作家の手によって演出されている。
]]>無為な殺戮や搾取に加担せず、礼を知り、足りるを知る生き方を心がけていきたいものです。
祝島も六ヶ所村も八ッ場もイラクもガザも、他人事で片付けない。
まずは自分がどんどん変わる。
これが今年の所信表明。