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No Man’s Land

色校正で上京したついでに倅を連れて麻布へ。
会期終了間近の『No Man’s Land』を見に行った。

解体前のフランス大使館旧庁舎で開催中のアートイベント『No Man’s Land』。
フランス大使館旧庁舎を一般開放する最初で最後の催し。


大使館裏手のコインパーキングにクルマを停めててくてくと歩いていくと、古びたコンクリートの壁に描かれたロボットが出迎えてくれる。




エントランスにはプラ段ボール製のゲート。


解体が決定している古びた、けれど趣のある建物の壁も、廊下も、床も天井も、各執務室も、あらゆる場所にペイントのラインが走り、全ての空間が作家の手によって演出されている。

どこか懐かしい感じがすると思ったら、気がついた。
これは美大の芸祭だ。
年に一度、アトリエだけではなく、校舎のあらゆる空間を自分たちの脳みその延長にしてしまう、あの感覚。

で、倅はと言えば、壁に描かれたロボットを目にしたあたりから興奮しっぱなし。
どんどん扉を開けて、階段を走り降りて、暗闇のスクリーンに目をこらし、高い壁を見上げ、複雑にくみ上げられたインスタレーションを恐る恐る眺めて、モニ ターの中で目まぐるしく動き回るキャラクターに夢中になり、暗室の中に並べられたドクロの写真にビビリ、と忙しいことこの上ない。

気に入らない作品はどんどん飛ばして、気になる作品はじっくりじっとりと眺める。
好きな作品の傾向が違うから僕とは全然ペースが合わないけれど、そこはお互い我関せず。
倅が先に入った展示室の作品に見入っていたりすると、その姿がおかしくてついついシャッターを切ってしまう。

帰りのクルマの中でも興奮冷めやらぬ倅は、「次は母ちゃんを連れてこよう!」と繰り返す。
何か思うところがあったらしい。
このごちゃ混ぜの表現空間は、そう言えばどこかちょっとコドモの秘密基地のようで、今年の秋は母校の芸祭に倅を連れて行ってみるのも面白いなぁなんて思ったりするのだけれど、まぁそれも気の早い話。

『No Man’s Land』会期終了間近!

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